「え?あたしは瞬も息吹も真凛も、
もちろん、皆と仲良くするつもりだよ!」
「え…?」
「悪い?あたしが誰と仲良く
しようとあたしの勝手でしょ…?」
あたしが瞬にそう言うと、
瞬はクスクスと笑ってあたしの頭を撫でた。
「さすがだな(笑)」
「何、笑ってんのよっ…!」
「いや…やっぱりお前には
一生かかっても勝てないと思ってな!」
そう言ってニヤニヤとする瞬。
何それ…何かムカつくぅっ!
そう思いながらあたしは
自分の席へ着こうとした…。
が、その瞬間に何かに足を持っていかれて、
あたしの見ていた景色は地面の方へと
移り変わった。
「え…?」
皆があたしの方を向いて驚いていた。
まさかの落ちてるプリントで滑って
そのまま転ぶなんて思ってなかった……。
「おい、大丈夫か…?」
皆が私に手を差し伸べて、心配しながらも、
体を起こしてくれた。
まさかっ!!
占いのこけるってコレの事か!?