Four×loves


あたしは又後ろを向いて、

違う所へ試食しにいった。


「まったく…強引な奴…。」


あたしが少しムスッとしていると……


「そうでもして一緒にいたかったのよ。」


「まっ…真凛ちゃん!?」


「ふふっ…。」


真凛ちゃんは少し辛そうな顔をした。

あたしは思わずうつ向いた。


「そりゃ友達同士でやった方が気が楽だしね」


瞬だってそんなに深い意味はないだろーし…


「私には友達以上の行動に見えたけど!?」


「へっ!?」


あたしがポカンとしていると、


「まぁ…あれはあれで面白い物
見れたから今は消えてあげるわ(笑)」


と、急に真凛ちゃんが皆に

聞こえるような大声を出した…。


すると…


「面白くねーよっ!!」


と瞬が壁から覗いてきて、真凛ちゃんに

一言だけ言った。


そして、またすぐに顔を引っ込めた。

何あれ……やっぱ瞬って、変なの…。






ーーーーーーーーー瞬sideーーーーーーーーー



「瞬、心愛ここに居るだろ?呼んできてくれよ。こっちで俺らと作業してほしいんだけど。」


俺は突然声をかけられ、料理していた

手を止めた。


「…心愛なら外出てった。」


俺はそう言って又、フライパンに火を着けた。

試食を頼みに来た様子だった男子は


「サンキューっ!!」


と言って俺に軽く手を挙げて

そこからかけていった。


だけれども、どうやら心愛に

そんな俺の声が聴こえていたようで…

隣の壁から心愛がひょこっと顔を出した。


「ねぇ、あたし、ここにいるんだけど?」