「へぇー。」


「で、今年は高等部の1年がレストラン、2年が演劇、3年がゲーム担当。中等部もあるのよ。」


「それ、楽しそう!!」


「で、そこで頼みがあるんだけど……」


「何?」


「息吹君と瞬君に執事コスプレを頼んできて!ついでにサイズも計ってきてくれないかな?」


「えっ!?」


「真凛にも交渉中なんだ!3人が
給仕してくれたらウケると思うんだよね。」


後から学校に来た女の子達も私達の

話に耳を傾けて、


「息吹君と瞬君と真凛が……
執事コスプレ!寮生羨ましー!」


ときゃあきゃあ言って羨ましいという

顔を私に向けた。


すると、委員長はすかさず私の目の前で、

両手を合わせて


「ね、普通に通ってる子達もこの反応。
おねがい息吹君と瞬君と仲いいでしょ?」


と私に頭を下げた。