スタートラインのレビュー一覧
5.0
物事には必ず始まりと終わりがある。それがなければ、人間はその場に立ち止まったままになってしまう。 出会いと別れも同じく、出会いがあるから別れもあるが、別れがあるからこそ新たな出会いもある。 まずは自分の前にスタートラインを引いてみよう。 たったそれだけで、貴方の目の前に広がる景色がきっと変わる。そんな大事な事を教えてくれる作品です。
物事には必ず始まりと終わりがある。それがなければ、人間はその場に立ち止まったままになってしまう。
出会いと別れも同じく、出会いがあるから別れもあるが、別れがあるからこそ新たな出会いもある。
まずは自分の前にスタートラインを引いてみよう。
たったそれだけで、貴方の目の前に広がる景色がきっと変わる。そんな大事な事を教えてくれる作品です。
駆け引きも、打算もなく。 自分の本当の居場所を捜すための、勇気ある別れ。 決意を込めた少女の姿が、潔く、清々しい。 遠い海を真っ直ぐに見つめて立つ彼女の髪を、向かい風が一瞬巻き上げ、揺らす。 そんな情景が鮮やかに目に浮かぶ、印象的な作品。
駆け引きも、打算もなく。
自分の本当の居場所を捜すための、勇気ある別れ。
決意を込めた少女の姿が、潔く、清々しい。
遠い海を真っ直ぐに見つめて立つ彼女の髪を、向かい風が一瞬巻き上げ、揺らす。
そんな情景が鮮やかに目に浮かぶ、印象的な作品。
スタートとゴールは、どうもきっちり引いて考えてしまいがち。
かけっこしかり、人生においてもしかり。
人生のスタート。恋愛のスタート。一度きりじゃない。
何度でも自分で決めていいんだ。
苦しかったら一度走るのをやめて立ち止まってもいい。
ゴールしたらそれっきりじゃない。
「なにかをして欲しいだけじゃなく、してあげたい気持ち」
相手に望むものは果てしなく、次から次へと上限なく湧いてくる。
与える愛情だって果てしないけれど、いくら与えても決してこちらが不満に思うことなんてない。
むしろ、これで十分か?と常に自分に問いかける。
大人の階段は長いけれど、一歩ずつ焦らず登って行こう!
そう感じられる、素敵な作品です。
すぐ目の前のことで頭の中はいっぱいで、
自分が本当にやりたいことの存在にすら気付かない。
それが10代ではないだろうか。
ちょっと視線を上にしてみたら、気が付くことは沢山あるのに、
その方法さえ見出せないでいる。
この主人公は「海」に出会い、視線を上に向ける術を知る。
そして、遠くに見える自分のゴールに向かって、自らスタートラインを引く。
その姿はなんと潔く、清々しいことか!
やりたいことが見つけられない10代のあなた。
やりたいことがありながら、今の生活で精一杯の20代のあなた。
やりたいことは取りあえずやったけど、何だか物足りない30代のあなた、
やりたいことなんて探しても無駄よ、という40代のあなたも、
この小説を読んで欲しい。
この小説は、どんな年代のあなたにも、
それを可能にする術を、教えてくれるはずだ。