冷淡な旦那様

そして連れられた部屋は、
最上階にあるスイート。


中に入ると、
健さんは私を椅子に座らせ、
話を聞いて来た。


「母さんが今日、
姫子も来ると言われた。

姫子がいなくなった俺の所に
毎日あいつはやって来た。

指1本触れていないし、
触れたくも無かった。」


「健さん・・・。」


「姫子の苦しみ・悲しみ
立花がした行動が全て
俺の責任にあった。

すまなかった!!!!!」


健さんが私みたいな女に
土下座をしたの。