「お母様。」


「姫子さん??
本当に姫子さんなの?」


「はい・・・。

どうもすみません!!」


私は土下座をして、
お母様に謝ったけど、
お母様は私と同じ体制になり、
私の手を持って、
抱き締めてくれた。


「わ==わ===!!!」


私は自分の母の温もりを
思い出してしまい、
お母様の胸の中で泣いた。


お母様は私を優しく抱き締め、
優しく私の頭を撫でた。


「沢山泣きなさい。。

そして嫌な事を全て、
吐き出しなさい。。。。。」


私は健さんの前で
こんな風に泣けないのは、
一体何故なの???