俺は山内に連絡を取り、
早速調べて貰った。


直ぐに連絡が来て、
報告して貰ったが、
姫子の居場所は見つからない。


会社に行って仕事をしても、
全く手に付かない状態で、
どうしたら良いのか分からない。


「健・・・・。」


山内は俺を心配し、
毎日俺の自宅に来る
立花を警戒して、
ホテルに住んでいる。


「お前の気持ちも分かるが、
少しは食べないと?」


「分かっている・・。」


飯が喉に通らず、
毎日アルコールしか受け付けず、
飲んでは吐いての繰り返し。


「山内・・・

姫子にもし何かあったら、
俺はどうしたらいい・・

姫子に・・・。」


「健・・・・」


山内には俺をどの様に
映っているんだろう?


姫子が傍に・・・・
いない・・と・・・
駄目になってしまった・・・。