「冷たい男だな。」


「じゃあお前が食べろ。」


「1度食べたが、
あれは不味いよ・・・。

まあ今日のお前は
いつもよりきついぞ?」


「いつもだ。」


俺は山内を無視して、
家に帰っても、
姫子を見たくなくって、
自室に閉じこもった。


ネットでここ以上の
マンションを探したが、
中々欲しい物件が無い。


何度か姫子が夕食の準備が
出来上がったので、
声を掛けてきたのだが、
ネットに夢中で気づかなかった。



(健サイド終わり)