「解雇されたくなかったら、
秘書の仕事だけしろ。」


「だって・・・
社長は私を抱いてくれましたし、
何度も何度も・・・」


「たった1度だけ
関係を持っただけで、
俺の女になるなよな。」


「そんな・・・」


「俺が心から愛するのは、
たった1人の女だけ。

その女は俺の欲望を
しっかり満たしてくれるから、
他の女は必要ない。」


「けれども!!!」


「あの時は、
俺も男だから欲望を出したのみ、
お前と体の相性なんて最悪だ。」


女は膝から崩れ落ちて、
その場で涙を流したが、
俺の心は痛むことも無い。


俺は部屋を出ると、
山内が待っていた。