俺は自室の机に
隠してある物を取り出した。


「今まで姫子に似合うと
想って買ったプレゼントが、
残っている・・・・

結婚してから
プレゼントを貰った事も無いし、
渡した事も無い。

はあ。。。。。」


机の中に隠してある、
沢山のプレゼントが、
何個もある・・・・


いつになったら、
姫子に渡せるのか、
俺は机の中に直し、
リビングに行くと姫子が
手編みと分かるセーターを
抱き締めていた。


「誰のだ?」と
心の中で叫んだ。


俺は心の広い男では無い、
だから家から1歩も
外に出さないの様にしている。


それは姫子の魅力を、
他の男に知られて、
誰かに取られたくない、
子供みたいな俺だった。


(健サイド終わり)