はあ………


2人はギャーギャーうるさいし


司は話しかけるなオーラがハンパないし


父さんはワイン飲みながら鼻歌歌ってるし



仕方ない、純也さんに聞くか



「あの~、純也さん? ミス・プリンセスコンテストについて教えてくれないか?」


「もちろんですよ」


「ミス・プリンセスコンテストは通称ミスプリと言って、日本一のレディの称号をかけたコンテストなんです」


「日本一のレディの称号………」


「ええ。 つまり、テーブルマナーやダンスなどのお嬢様にとって出来てなければいけない美しい女性の事です」


なるほど………


「………ミスプリの参加資格は自分専属の執事をもっていること。 だからオレ達がよばれた」


へ~

っておい


「いつの間に隣にいたんだ、司クン」


「フイッ」


え、ちょ

無視?!

かなり傷つくんだけど