それから……
「今、結婚は…?」
「うん。してる…。
知ってる人だよ。名前は…」
―――すぐにわかった。
生徒会役員だった先輩だ。
私とはあまり遊んだりはしなかった先輩だけど、美人な人。
水野先輩と同じクラスだった。
「そっか…。うん。そっか…。」
「30になる前だったかな。
同窓会があって、そこで意気投合したっていうか…。
で、そっちの家に入ったんだ。
高校の方に家がある。
だから、今は水野じゃないんだ。」
「そっか…。」
そっか。結婚したんだ。
しかもお婿に行ったって…。
もう『水野先輩』じゃ、ないんだね…。
「じゃあ、お子さんとかは?」
「3才と、1才になったばっかりの女の子がいる。」
パパになってたんだ…。
そっか…。
「かわいい?」
「うん。かわいいよ。」
「今、幸せ?」
「うん。」
そうよね。顔を見ただけでわかる。
水野先輩なら、絶対に優しい旦那さん、優しいパパをやっているって。
複雑な気持ちだけど…。
でも、
「よかった。」
そう言った。本当にそう思った。
大好きな人が、幸せになっているなら、私もうれしい。
「今、結婚は…?」
「うん。してる…。
知ってる人だよ。名前は…」
―――すぐにわかった。
生徒会役員だった先輩だ。
私とはあまり遊んだりはしなかった先輩だけど、美人な人。
水野先輩と同じクラスだった。
「そっか…。うん。そっか…。」
「30になる前だったかな。
同窓会があって、そこで意気投合したっていうか…。
で、そっちの家に入ったんだ。
高校の方に家がある。
だから、今は水野じゃないんだ。」
「そっか…。」
そっか。結婚したんだ。
しかもお婿に行ったって…。
もう『水野先輩』じゃ、ないんだね…。
「じゃあ、お子さんとかは?」
「3才と、1才になったばっかりの女の子がいる。」
パパになってたんだ…。
そっか…。
「かわいい?」
「うん。かわいいよ。」
「今、幸せ?」
「うん。」
そうよね。顔を見ただけでわかる。
水野先輩なら、絶対に優しい旦那さん、優しいパパをやっているって。
複雑な気持ちだけど…。
でも、
「よかった。」
そう言った。本当にそう思った。
大好きな人が、幸せになっているなら、私もうれしい。
