元から私は

変わったことを考えているらしい。




例えば私から見える赤っていう色は、

他の人には違う色に見えていて、

でも赤っていう名前なのかもしれない。

しかも私には赤という言葉だけど、

違う人からすると違う言葉に聞こえていて、

私に届くまでにその人の言葉が、

私に通用する言葉に変換されているのではないか。




ということを保育園の頃から思っていた。


たまたま母と話していたら

そういう話題になった。

母もまた変わっていたらしい。