「・・そうなんだけどさー・・」
あれから毎日勉学に勤しむため久住家に通っている私・・。
今日はついに先生とデートの約束をした3月30日。
私の誕生日・・。
「で、お兄はあすかの行きたいトコ連れてってくれるんでしょ?」
「まぁ・・そうなんだけど・・」
実はあまりに毎日勉強しすぎていきたいとこなんてまるっきり考える余裕がなかったんだよね・・。
あぁ、せっかく先生と過ごす誕生日なのに・・。
「先生もきっと今日が私の誕生日って覚えてないよ」
私はあっけらかんと笑いながら沙都に言った。
よくよく考えてみると言った言葉のむなしさに笑いも乾いていた。
「じゃ、沙都、行くね」
沙都と一緒に階段を上って先生の部屋までたどり着き、私はその部屋のドアを開けた。
「先生ー、おはよー」
「・・・おそよう」
おっ、おそようってっ!
「5分遅刻だ」
たった5分じゃんっ。
嫌みたっぷりな挨拶をされた私はだまって先生のそばまで行く。
「ごめんなさい、5分遅刻しました」
変に逆らうと課題を死ぬほど出されるような気がした私はおとなしく謝った。
「・・?やけにしおらしいな、あすか」
あれから毎日勉学に勤しむため久住家に通っている私・・。
今日はついに先生とデートの約束をした3月30日。
私の誕生日・・。
「で、お兄はあすかの行きたいトコ連れてってくれるんでしょ?」
「まぁ・・そうなんだけど・・」
実はあまりに毎日勉強しすぎていきたいとこなんてまるっきり考える余裕がなかったんだよね・・。
あぁ、せっかく先生と過ごす誕生日なのに・・。
「先生もきっと今日が私の誕生日って覚えてないよ」
私はあっけらかんと笑いながら沙都に言った。
よくよく考えてみると言った言葉のむなしさに笑いも乾いていた。
「じゃ、沙都、行くね」
沙都と一緒に階段を上って先生の部屋までたどり着き、私はその部屋のドアを開けた。
「先生ー、おはよー」
「・・・おそよう」
おっ、おそようってっ!
「5分遅刻だ」
たった5分じゃんっ。
嫌みたっぷりな挨拶をされた私はだまって先生のそばまで行く。
「ごめんなさい、5分遅刻しました」
変に逆らうと課題を死ぬほど出されるような気がした私はおとなしく謝った。
「・・?やけにしおらしいな、あすか」


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