「帰りながら
話そうか・・・」

「おう」

私たちは学校を出た。


「ごめん」

龍がいきなり謝った。

「え?
なんで謝るの?」

「俺のせいで佐々木と
別れたんだろ??」

龍気にしてたんだ・・・。

「違うよ。
龍のせいじゃないよ。
私が自分の気持ちに
気づいたからなの。
だから謝らないで・・・」