「恥ずかしいってどういうこと?」
「恥ずかしいモンハ恥ずかしいノ!」
みんなは頭に?を乗せたまま、後ろを向いた。
「なあ、後ろ向いて覗いてやろーぜ」
「だ、駄目だよ勝平」
「ハァハァ……マジですか。本当にそれやっちゃう?」
「超気になる……しゃーない、見よう」
「……なに言ってるの、駄目だってば」
数分して、チュッというリップ音がするとノアは苦しそうに言った。
「イイヨ」
「もう、俺死んでもいい!!いやむしろ!あはっ!もういいや!萌え!!」
ダラダラと赤いものが鼻から流れ落ちている。
「「「気持ち悪っ」」」
僕とノアと勝平は、思わず出た言葉を裕二に向けた。