疑いの目を向ける勝平。
「本当はお前の趣味なんじゃねぇのか？」
「なぜバレタ」
「だって、盛大にニヤけてるじゃねぇか！真っ白な直樹に向けてる目が変態なんだよこのショタコンが！さっさと教えろ！」
「ワ、分かったカラ！」
ギブギブ！とノアが苦しそうに叫ぶと、勝平は乱暴に離した。
「ゲホゲホッ、ウウッ、苦しかっタ」
ふう、と、大きく息を吸い込むと、近くにあった椅子に座った。
「……タブン、魔力を取られたんだと思ウ」