チッという舌打ちがしてから、僕は入れ替わるように目を開けた。
そこには、僕を見下ろしていた他のみんなの姿があった。
「今の、なんだ……?」
「不思議だねぇ。」
「……。」
「え、え?なに?みんな僕を見てどうしたの?僕、なんか変?」
智貴が確かめるように僕の髪を優しく撫でる。
僕は見上げる形になって、いつもと違う目線に違和感を感じた。
「……小さいな。」
僕は自分の服を見てみると、服がぶかぶかになっているではないか!
「こいつ……なんで小さくなんてんの?」
「ショタキタコレ!直たん可愛いー!!結婚して!!」
え?これは一体どういうこと!?



