数分歩いて、ノアが乗ってきた物らしき車が見えてきた。 「あれに乗るの?」 「ソウ。直哉、間違っても車かラ出ちゃ駄目だからネ?高速道路モ通るコトにナルシ。」 高速道路!? 一体僕たちをどこに連れて行くんだろう。 「あ、アイスもあるから食べていいヨ。」 「! 抹茶アイスある?」 「ウン。」 にこっとノアが笑って答えるのを聞いて頬を緩めた。