そういえばあの学園とノアの繋がりって何だろう?

そんな考えを見透かしたようにノアは僕のおでこを突っついた。


「ひあっ!って…ノアの手凄く冷たい…。」


小さい時に見た同じ手はやっぱり自分より大きかった。


「…やっぱり気絶させて宜しいでしょうか。」

「そういえば君、誰?」


「……。」

どこかで見たことがある気がした。

でも、答えてくれないらしい。