「とりあえず、僕の服返してよ。それとも新しい服買ってくれるの?」 現在春だからいいものの、冬だったら風邪引いちゃうと思うんだよね。 「ッ…クシュンッ。」 ホント、運良くないんだけど。うう…寒い。鳥肌が立った感覚だ。 「大丈夫か?」 「だったら早く服貸して。」 ティッシュで鼻をかんでいると、いきなりバッと脱ぎだし、 僕に渡した。 「は?」 「は?じゃねえよ。貸してって言ったのお前だろ。」 そうだった…。コイツ不器用な奴だった。