彼氏にしたい男子No.1【続】最強ヤンキーに愛されて

そして、ビミョーな空気が漂う。


「教室に戻る…か」


「うん…そーだね」


九条くんがさっと立ちあがり、あたしに手を差し伸べてくれる。


あたしはその手につかまって、立ちあがった。






…そういえば、前にもこんなことあったよね。


あのときは…どうだったっけ。


…そっか、付き合う前で。


あのときから…


九条くんは、あたしに積極的だったよね…。


でも…さり気なくって…。