デートの次の日からなんとなく自然に、
南と屋上でランチするのが日課になってたある日の昼休み。

「苺~最近いっつも昼休みどこ行ってんの~?」

「まさか秋先輩と一緒にゴハン食べてんじゃないでしょうね~」

明らかに疑ってるミサと舞に行く手を阻まれた。

ヤバイ・・・
いつか突っ込まれると思ってたけど・・・。

「ちょっと・・・行く所があって・・・」

言い訳を用意してなくてテンパる。

(どうしよう・・・)


ちょうどその時。

「苺ちゃ~ん♪」

廊下からのん気な声が聞こえてくる。

この声は・・・