その後、幹部が部屋を出ようとした時。 山崎がいそいで入ってきた。 「局長!!」 みな、振り向く。 「どうしたんだね、山崎君。」 なんと山崎から、さきほどの者は、“しろ”だと聞かされたのだった。 新しい情報が入ったらしい。 「でわ、失礼します。」 「ぁ…ああ。」 事の重大さが、重くなる一方であった。 said 幹部 終