近くなるにつれて、声はだんだん大きくなった。 しばらく歩くと、紗枝と話す、原田さんと永倉さんと平助君の姿があった。 あっ…… 柱から4人を覗いていると紗枝がチラっとこちらを見た気がした。 また、こっそり見たが紗枝は普通に喋っていた。 気のせい? しばらく聞いてることにした。 正直、あまり良い気持ちはしないケド… きっと沖田さんのことだから。 気になってしょうがない。