こ、こ、こ、告白!? 音ちゃんが先輩に!? こんなところで!? 「お……音羽? きゅ、急に……どうした?」 結城先輩の顔は真っ赤に染められていた。 ズキン……。 あ……本当に何なんだろう……。 何でこんなに痛むんだろう……。 私……病気かな……。 「お願いします!」 「い、いや、あの……」 「あたし一人じゃダメなんです!」 「音羽……」 先輩が音ちゃんを見つめるだけで……なぜか胸が痛む。 先輩の音ちゃんを見る目が……他の人とは違う気がして。 痛い……切ない。