夕飯を食べ終えると海斗はあたしの部屋に来た。 玲音はお勉強。 一応受験生だからね。 「あー……疲れた」 夕飯までずっと玲音の相手をしてくれていた海斗はお疲れ気味。 「玲音、久々に相手してもらって嬉しかったみたい」 「昔はよく遊んでやったもんな~」 「海斗とアッキーと玲音で三兄弟みたいだったもんね~」 「そうそう。 んで仲間外れにされた音羽が怒って」 「だってあたしも一緒に遊びたかったんだもん」 結構寂しかったんだよ? みんなは男三人でいつも遊んでたから。