結局誰とも話せずに放課後になってしまった……。 ……ど、どうしよう。 いい加減仲直りしないと……。 このままじゃ……嫌だ。 「…………よし!」 綾乃は……と。 キョロキョロ教室内を見回す。 「あれ……いない?」 ウソっ……! じゃ、じゃあケータイで呼び出して…… ……電池切れてる!! 「ツイてない……」 誕生日なのに……。 あたしは人が少なくなりつつある教室でため息をつきながら机に顔を伏せた。