恋愛、友情。ときどき涙。



少しの間、沈黙が流れる……。

何を言おう……。


私がそう考えてる間に、杉山君が沈黙を破った。


「……何かまたあったらさ、俺でよかったら相談に乗るよ」

「え?」

「俺ら、超似てるし。
こんだけ似た悩み抱えてる奴もそういねぇだろ」

「……そうだね。
ありがとう、杉山君」

「いや。
何か俺も分かってくれる奴がいて安心した。
あ……そうだ。
メアド教えて?何かあったらメールする」

「えっ!?
め、め、メアド!?」


突然大きな声を出した私に杉山君は驚いていた。

だ、だってメアドなんて……