「ここ、どこ?」




「お城」




パティアちゃんは、実に簡潔に一言で済ませた。お城かぁ。何かお城にしては大分貧相だったから、全然わからなかった。




「よぉ、目ぇ覚めたか」




カイルが相変わらずの黒ずくめで現れた。もっと他に服はないのかな。同じ衣装を沢山持ってるとか?




「後はティスを待つだけだな」




「お嬢様〜っ、お待たせ致しました!オニオンスープにスコーンです」




早っ!!



ティスは料理を乗せたトレイを、テーブルの上に置いた。私はもぞもぞとベッドから降りて、椅子に座る。円卓だったから、皆の顔が軽く見渡せた。




「んじゃま、どこからいきますかね」




「とりあえず、カイルから時計回りに話していこうよ」




だから、カイル→パティアちゃん→シアン→私→ティスの順、ということになる。




「オレから?ま、いいか」