私はシアンから離れる。よし、もう大丈夫、いつもの私!
上着を着ると、ほっこりと温かかった。
「あっ!!お嬢様、お目覚めになられたんですね!おはようございます、気分は如何ですか?」
ティスが子犬のように嬉しそうに、そして心配そうにやって来た。
「うん、大丈夫だよ。有り難う」
「良かった……。ではご朝食はどうなさりますか?」
「ん〜……。あんまりお腹減ってないから、軽めのものがいいな」
本当は食べたくないんだけど、食べないと体力つかないし、何よりティスがオロオロするからなぁ。
「わかりました。すぐに用意しますね」
ティスが出ていった後、私は誰ともなく聞いてみた。


