「貴様あぁぁぁっ!!」




黒姫を手に、そいつに斬りかかった。




「うぅわっ!!?」




そいつは跳びはね、建物の上に着地する。




「危ないなー、もう」




僕は無視し、お嬢様の具合を確かめた。まだ息をしている。早く手当てをしなければ命が危ない!




くそっ、こんな時にティスは何処にいるんだ!あの役立たずっ!!




「お嬢様っ!!」




ティスが現れた。




「遅いっ!!腹を貫かれている。早急に処置を頼む。僕はあいつを殺る」




「わかった」




「お〜怖っ。でも出来るのかな?」




「ほざけっ!!」




地面を蹴り、そいつの元まで上る。そのまま刀を薙いだその時。




「っ、お前!?」




パティアが目の前に立ち塞がった。



「くっ!」



刀を引っ込めれば、パティアの強烈な回し蹴りを喰らった。僕は横に吹っ飛び、建物の壁に叩きつけられる。




だから言ったんだ、あの黒狂の馬鹿っ!!何でこうなることが予測出来ないんだ!?




大事にしているなら尚更だ。軽々しく秘密を喋るなんて、あいつは幼稚園児かっ!