「……リン。僕の名前はリン」
「リンくんかぁ。可愛い名前なんだねっ。私はリオン。こっちの背の高いのがティスで、小さいのがシアン。宜しくね」
「宜しく」
リンくんは淡く微笑んだ。うわぁ〜、綺麗な笑顔だなぁ!
「それで、依頼の件についてなんですけど。もう聞いてますか?」
ティスが若干リンくんに敵意を放ちながら視線を送った。どうしたのかな。
「フェンリルから聞いてる。……情けないことに、解決案は浮かんでない」
「ねね、下らない質問してもいいかな」
私は手を挙げて皆を見回す。ティスは驚いたような顔、シアンは呆れたような顔、フェンリルさんは馬鹿にしたような顔、リンくんは首を傾げてる。
『ふん、言ってみろ』
「うん、まぁ、フェンリルさんにじゃなくてリンくんになんだけどね」
「……僕?」


