「ん〜とね、中々眠れなくて。シアンに寝かせて貰った」




「眠れなかったんですか?どこか優れない所でも?」




「んーん、大丈夫。心配してくれて有り難う、ティス」




私はティスに笑いかけた。そしたらティスも安心したようにホッとした笑みを私に向ける。




「それならいいんです。お嬢様の眠りを妨げたりして申し訳ございませんでした」




「じゃあ、今日はティスの所にお泊まりしていいかな」




ティスは真ん丸に目を見開いた。あ、嫌だったかな……。




「ごめんね、今の忘れて……」




「何言ってるんですか?嬉しいですっ。私で良かったらいつでも構いませんよ」




「ほんと……?有り難うっ」




えへへ〜♪良かった、断られなくって。今日もぐっすり眠れそう。




「ん〜、目が覚めちゃった。折角だから、2人で散歩しに行こうよ」




「シアンは宜しいのですか?」




「うん。ちょっと聞きたいこともあるし」




「聞きたいこと、ですか。わかりました、行きましょう」