「リオン」




再びパティアちゃんが私の名前を呼んだ。何かパティアちゃんに呼ばれると、くすぐったい。




「なぁに?」




「リオン、遊んで」




僅かに微笑み、ジャーマンポテトを口に含みながらそう言った。




どうせこの後暇だし、パティアちゃんがあそびたいならそれに応えよう。




「うん、いいよ」




途端、パティアちゃんの顔に初めて笑顔が弾けた。かっ、可愛いぃぃぃっ!!完全にノックアウトだよぅ。




「え、いいのか?退治は?」




「んーとね、色々あって、とりあえず明日までは何もしない」




「……そうか」




何か聞きたげな顔をしたけど、何も聞いてこなかった。ありがと、カイル。