「よし、じゃあ、ご飯がくるまで質問一気にいこうか」




「だってよパティア」




パティアちゃんはちらっとカイルを見上げた後、ゆっくりと頷いた。




「許す」




「有り難う。えと、まず、パティアちゃんってアルビノなの?」




「お、よくわかったな。そうなんだ、アルビノなんだよ」




髪や肌が白いこと、目が赤いこと、傘を差してたこと、わざわざ追い払ってまで暗い席に案内したこと。




これらを総合すれば、この病気を知ってる人であれば気付く。




「じゃあ、パティアちゃんが街を歩いても誰も何の反応も示さなかったのはどうして?」




カイルは困ったようにガシガシと頭を掻いた。




「あー……。それはだな、うん。あの〜」




「存在しないから。パティアの存在、誰も知らない」




答えにくそうなカイルの代わりに、パティアちゃんが自ら答えた。