「その子は?可愛いね」
純白の少女にニコッと笑いかけたら、何故か睨まれてしまった。
「おいおいおい
この方はだなぁ、この国の第2王女であらせられる、パティア様だぞ」
「えっ、王女様!?ごめんなさい、そうとは知らずに……」
私はすぐさま謝った。だから睨んだんだね。私が無礼者だから。
「……別に、公用違う。普通に接して、許す」
……何か言葉が変。片言っぽい。
「何で王女様とカイルが一緒に歩いてるの?」
「ん?あぁ、パティア様はだな」
「様はいらない」
カイルのセリフを遮った。王族でこれだけ傲慢じゃないのも珍しい。
可愛いけど、常に仏頂面なのがたまに傷かなぁ。シアンみたい。
「はいはい、わかったわかった。パティアはだな、オレと仲良しだからな。たま〜にこうして散歩してんだよ」


