目を覚ますと、異様に高い天井がまず映った。……あ、そっかそっか。一応城内だもんね。
時計を見ると、午前6時ちょっと過ぎ。起きるにはまだ少し早かったかな。
まぁそれでも、2人はすでに起きてどっか行ってるみたいだけど……。
私はもぬけの殻になっている2つのベッドに目をやった。
……よし、2人のところへ!
……は行かず、私は再び眠りについた。
………否、つこうとした。
何だか気配を感じる。見られてる気がする。いや、確実に誰かが見てる!誰だ、人の寝顔をジロジロと覗く無礼者は。
シアンはまず有り得ない。ティスは有りそうだけど……。でもこの気配は違うよね。
……よし!!
私は意を決して気配のする方を見た。


