「……えと、もしもないって言ったらどうするの?」
「その時は掟じゃからのぅ……。不本意じゃが、殺さねばなるまい」
「どうして殺すの?」
「掟じゃからじゃ。妾が掟に従わねば、一体誰が従うと言うのじゃ?
この世界の女王である妾が掟に背くなどと、それでは民に示しがつかんであろう」
「「「女王!?」」」
嘘、こんなに小さな女の子が?この世界を治めてるの?
「ふん、見た目が童じゃからと言って甘く見るでない。かれこれもう200年は生きておる。
貴様ら人間とは違うのじゃ。魔人と言うてな、世界最強の種族なのじゃ。
別に崇拝はせんでよいが、貴様らがどう足掻いたところで敵う筈がないというのは、その頭に刻んでおくがよかろう」
200年……。そんな長い間、こんな暗い世界で生きてきたの?
私だったら精神的に発狂しちゃうかも。元々こういうの駄目だからさ。


