「「!!」」



シアンとティスが何かを察知し、後ろを振り向いた。



「主ら、ここで何をしておる?」



まだ幼さを残す可愛らしい声。背後にいたのは、水色の肩までのツインテールに白いワンピース姿の女の子。



ツインテールは先がピョコっと外側に跳ねてる。瞳は黄色く、耳は尖っていて、瞳と同じ色の丸い宝石のピアスをつけていた。




だけど何よりも驚いたのは、この二人が、こんなに接近するまでこの子に全く気付かなかったこと。




「見たところ、落ちてきたんじゃろ。しかしまぁ、よく三人も無事でいられたものじゃ。



さて、どうしようかのぅ。掟じゃからのぅ、殺さねばいかんかのぅ」



その言葉に素早く反応し、身構えた。どうして殺したりする必要があるんだろう。



「しかし、可愛いおなごじゃのぅ……。殺すのは惜しい。



のう、お主。可愛いおなごのお主よ。妾の下で働く気はないか?」