「私は……決めたよ。出来もしないことをポリシーとして掲げる……。傷付けないことを守るなんて、もうしない。



それで周りが傷付いたら意味がない。誰も傷付けたくない。だけど傷付けなきゃならない。



幻想と現実はいつだって真逆。だから人は幻想に縋って、綺麗事を並べて、自己を美化する。そうしたがる。



けど、それは逃げ。現実を向かずに、逃げてるだけ。私はずっと逃げてた。



私が逃げてたのはね、己を美化するためなんだ。でもそれが一番汚いことなんだって、今更気付いた。



だから、もう逃げないよ。人を傷付ける覚悟を決めたの。でも私はそのための手段を持たない。だから……。




私は貴女がほしい!」








"お前の覚悟、しかと受け取った。いいだろう、お前を私の主と認める!"