「小賢しいことしてくれたわね」
―――えっ!?
ばっと振り返ると、余裕の笑みを浮かべる女王様が、グールを引き連れて悠然と立っていた。
嘘、もう見破られたのっ!?どうしよう、もう同じ手は使えない。逃げる術も戦う術もないっ。
このっ、役立たず!!
「貴女可愛いけれど、少々おいたが過ぎたようね。ここで消し炭にしてあげるわ。
主人から逃げる人形なんて要らないのよ。おかしいわね、ちゃんと魔法かけた筈なのに。あ〜ぁ、貴女……。
至上最高の失敗作だわ」
―――ドクン……
―――――……。
「…………何……?
ぁ……。嫌、あっ……!
嫌あああぁぁぁぁぁっ!!!!」


