「あらあら、仮にもお仲間さんなのでしょう?そんな風に無下に扱っていいのかしら」




「「「!!」」」




……女王様自らのご登場とは。何だ、今度は赤ずくめか。




「ふぅん、中々の素材ね。特にそっちの可愛い子は大歓迎だわ。うふふ、お姫様の友人として、その子の隣に飾ってあげる。



他の2人はそうね、シェフとバトラーかしら?あら、適役」




この人形達は、女王の趣味か。気持ちの悪い。




「うふふ、うふふふふ……。さぁ、私の可愛い僕カトレア、この者達を捕らえなさい。傷は付けちゃダメよ」




どこからともなくまたメイドが現れた。カトレアと呼ばれたそのメイドは、さっきのメイドと同じように重力魔法を使ってきた。



だが……。




「滅せよ」




ミウのこの一言によって、またも魔法が消滅する。謎だらけだな、こいつは。




「……?



貴女、魔女ね……。その言葉、聞き覚えがあるわ。とうに滅んだと聞いたけれど、まだ生き残りがいたなんて。



その髪の色、ヴァーミウスの血筋でしょう?ヴァーミウスの魔女は嫌いよ。カトレア、その魔女を殺してっ」