僕はミウの後をひたすら付いていく。こいつは、不思議な髪の色をしているな。桃色か……。初めて見る。
ミウの髪をじっと見る僕に気付いたのか、ルゥがくすっと笑った。
「綺麗な桜色でしょ。桃色と表現するには、何かが違うし物足りない。だから僕は、桜色って言ってる」
「桜色、か……。確かに、そうかもしれないな」
「まぁ、ミウについてはまた後日」
「この部屋」
「え、着いたの?」
敵に遭遇することもなく、あっさりと着くなんて……。これは、注意して部屋に入らなければ。
「僕が先に行くよ」
ルゥがそっと扉を開いた。恐る恐る足を踏み入れるが、罠は仕掛けられてないようだ。僕達も続いて入る。
「何この部屋。気色悪い」


