暫くシアンに任せて歩いていたら、武器屋に着いた。わ、2階建てだ。ショーウィンドの中の品物、すごい高価な物ばっかりだし。




……て、ここ、




「マルクス本店っ!?」




世界で最も有名なブランド店の本店が、カーザシアにあったなんて知らなかった。いいんだよね〜、マルクス。




品質や材料は一級品だし、デザインも豊富。品揃えも良くて、効能も高いし。お値段も高いけど……。





私は一気にテンションが上がって、「早く早く」とシアンを急かす。




その時に疲れたような呆れたような顔をされたけど、それは見て見ぬフリで店へ足を踏み入れた。




内装はシンプルな白を基調に配色されてる。武器屋なのに厳かな雰囲気を醸し出していた。




店内は女性客ばっかり。まぁ、マルクスは他と比べてアクセサリー多いしね。実用することはなくても、飾りや防犯として身に付けてる人も少なくない。




そして私も、アクセサリーコーナーへ…………連れて行ってもらった。




えーと、今回の敵はフェンリだから、まぁ大丈夫か。何度か倒したことあるし。何かいいのないかなぁ〜……。




「お?リオンにチビ。また会ったな。つーかよく会うな」




「うわ、カイル……」




何でまた現れるの……?シアンの不機嫌度マックスだよもー。空気読めないなら吸わないで。