ティスが何かに気付いたみたい。視線は床に注がれている。床に何かあるのかな。私もティスにならって床を見る。




「っ、これ、魔法陣!?」




血で描かれた魔法陣が、光り始めた。これは転移魔法の陣!!飛ばされちゃうっ。




「お嬢様っ!!」




白い光の中で、ティスが強く私を抱き締めた。あーぁ、まんまとやられたってわけか。




向かう先は多分女王様のお城。ううん、ここは行く手間が省けたと、無理矢理なポジティブシンギングでいこう!




かくして私達は、ロザリアさんの家から姿を消した。