「……私も、行きたい」




「えっ、ミウ!?ダメだって、今の聞いてたでしょ?ミウも例外じゃないんだよ」




「心配してくれるのは嬉しい。だけど、今のままじゃいけない。このままじゃ私は、ダメな私のまま。



私は成長したい。そのために来たの。だからお願い、ルゥ。私を連れて行って」




ミウさんの瞳には、確かな強い意志があった。これじゃあルゥも反論しづらい。けど、それで引くルゥじゃあない。




「……それはわかってるよ。でもねミウ、そんなに急ぐ必要はないでしょ?



わざわざ危険な橋を渡るよりも、ミウ自身の成長は、まだゆっくりでいいんだ。人との関わりの成長は別としてね。



今回は危険過ぎる。ミウにはまだ早いよ。ね?」




「……確かに私は頼りないよ。まだまだ未熟で、弱い愚者。だから、貴方にもう連れて行ってとは言わない。



私は付いてくっ。覚悟ならとっくに出来てる。仲間になったあの時から。



守ってなんて言わない。自分の身は自分で守ってみせる。ルゥは前だけを向いていて。私はその後を付いてくから。



ちっぽけな弱者だけど、途中でいなくなったりなんて、しないから」