「うん、わかった。ロザリアさん、この手紙、ルーシェさんから預かったものです」
「まぁ、あの子から?ふふ、懐かしいわねぇ。あの子、元気にしてる?」
「えぇ、とても」
手紙の封を切り、内容を読むロザリアさんの顔は嬉しそう。けど、途中から少し困ったような顔をした。
「あの子、アレをお礼に渡せって言うのね。困ったわねぇ……」
ふぅ、とため息を吐くロザリアさん。
「ごめんなさい。あなたに渡せと言われたお礼の品、実は女王様に取られてしまったんです」
「じゃあ、僕達が取り返してくるよ。どんな品なんですか?」
「そうね、刀なのだけど。『翠姫(すいひめ)』という銘なの。刀身や柄が綺麗な緑色の、柄の先にまた綺麗な翡翠の付いた刀よ」
それって、黒姫や白姫、蒼姫と同系統の刀?今度は緑かぁ。
「質問しますが、先程あなた達にではなく、あなたにと言いましたね。彼女は、翠姫を誰に渡せと?」
「あぁ、そこの可愛らしいお嬢さんによ」
「お嬢様にっ?」
「え、私?」
刀なんて、生まれてこのかた握ったこともないんだけど。扱い方わからないよぅ。
I DON'T KNOW !!


