「ところで、お前らは何をしに来たんだ?依頼でも受けたのか?」




ルゥ達は私達と同業者。退治屋でありながら、海賊としても各地を旅してる。



そしてルゥは、僅か19歳にして船長!とてもそうは見えないけど、実力はかなりのもの。



シアンとティスが束になって挑んだところで、果たして勝てるかどうかもわからない。



武器は刀が二本の二刀流。名前は『白姫』と『蒼姫(そうひめ)』。シアンの持つ『黒姫』と似たような感じ。



持ち主の意思に反応して姿を現したり、または消えたり。不思議だよね。普段はどこにいるんだろう?




「うん、依頼だよ。ただ、かなり厄介なんだけどね」




「かなり厄介?ルゥがそう思うってことは、そんなに強い敵なの?」




「だって依頼内容、この国のトップを倒すことだもん。すでに世界から見放され、放置状態のミスティナ。



別にトップがいなくなること自体は重要じゃないけど、倒すまでの過程が重要なんだよ。



いや、トップがいなくなる、というのには語弊があったかな。何せ女王のシルリアは、とうに亡くなっているんだからね……」