「お礼は姉が支払います。姉から受け取ってほしいモノがあるんです」
「わかりました。この依頼、引き受けましょう」
「有り難うございます」
「……話は以上。聞いてくれて有り難う。それじゃあ、あまり長居してるわけにもいかないから、僕は失礼する」
「それなら私も帰ります」
「わかった。途中まで送るぜ」
カイルと共に、2人は帰っていった。ふぅ、ということは、次の目的地はミスティナかぁ。
カイルが帰ってきた。
「そういえばカイルさん、彼の正体は聞いたんですか?」
「いいや?けど、会話の内容やあのフードから察しはつく。吸血鬼、なんだろ?」
「さて、それはどうでしょう」
「まぁ、いい。で、さっきチラッと聞いたんだが、王様がお前らをお呼びだとよ」
「わかった。行こう」


